荒ぶるトラblog

内なる叫び

SurfaceHubを商用利用してみた!Office365と連携するMicrosoftの電子ホワイトボード

こんばんわ。荒ぶるトラblogのアクセスが増えてきて嬉しいです。

今回はSufaceHubについて紹介します。

 

Surfaceといえば

MicrosoftタブレットPCシリーズですね。

Microsoft Surface デバイス ファミリーのウェブサイト | Surface

www.microsoft.com

 

Surface以前のWindowsのPCっていうのは本当にトンチンカンな使えない製品ばかりで

勘弁して欲しかったんですが、Surfaceは完成度が高く人気がありますね。

 

AppleMacbookシリーズの革新スピードが緩やかになり、

あまり驚きがなくなってきた所に上手く攻め込んでいます。

www.gizmodo.jp

Windowsbashに対応したり、Microsoftオープンソースに積極的になってきた、

この2,3年でWindowsPCが開発向けになってきた、というのも大きいよね。

 

SurfaceHubの件ですが

今回はそんなSurfaceシリーズでも異色のSurfaceHubを紹介するよ。

ホワイトボードだからね。

Microsoftがホワイトボード出すのかよ、っていう。

www.microsoft.com

SurfaceHubのイカした公式movieはこちら。

www.youtube.com

SurfaceHubのキーワードはコラボレーションです。

せっかくホワイトボードに書いた内容、会議の後に消してしまっていませんか?

・内蔵スキャンでpdf化

ならまだしも

・手書きで写して保存

・カメラでパシャ

とかやっていませんか?

それどうやってシェアするんだよ…

 

 

SurfaceHubならOffice365連携で保存も楽々

SurfaceHubはOffice365と強力に連携。

SurfaceHubのホワイトボードの内容を、OneNote形式でOneDriveに保存できます。

また、保存した内容をSurfaceHub本体から会議参加者へメールで*1送信できます。

 

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イラストやコンセプト、概念図の共有に便利です。

 

SurfaceHubなら共同作業も楽々

SurfaceHubはSkypeとも連携しています。離れた拠点のSurfaceHub同士をSkypeで繋いで、インタラクティブに書き込みを行うことができます。

ここがキモですね。

離れた拠点同士でスラスラっと概念図などを書く体験ってのは、

なかなかありませんでしたよね。

画面共有はありましたけどね、パワーポイントで図形を挿入…とかまどろっこしくて、

見てられませんでしたよね。

 

SurfaceHubなら同時に3人で書き込めるぞ

SurfaceHubはマルチポイントタッチです。3人が同時にタッチペンでホワイトボードに書き込むことができます。

従来のホワイトボードだと、ペンを握ってホワイトボードの前に立った一人が主導権を握って、それ以外の人は順番待ちでしたからね。これは画期的ですよ。

接続先のSurfaceHubでも同じことをしますから、6人がホワイトボードに書き込みながら喋る、という体験も可能です。

 

SurfaceHubはすぐに繋がる、デバイスアカウントでね

SurfaceHubで、個人的に一番大きいメリットは、すぐに会議を始められることですね。

SurfaceHubの目の前に立つと、センサーが感知して、スタンバイから起動します。

バイスアカウントというSurfaceHub専用のアカウントを使用するので、Office365の個人アカウントでログインせずにホワイトボードをすぐに使用できます。

ここなんですよ、ここ。

会議を始めるハードルが圧倒的に下がる。

SurfaceHubの前に移動して2秒でホワイトボードにスラスラ〜って感じです。

終わったら結果を参加者にすぐ共有して終了。

プロジェクトって結局、溜まった議題を会議で解決して次に進むじゃないですか。

そのサイクルが早くなるってのは、すなわちプロジェクトの成功に繋がるんですよ。

wired.jp

マイクロソフトが委託した調査会社フォレスターの報告書によると、Surface Hubの導入により、ひとつの会議につき15〜23分の時間が短縮されているという。会議に遠隔参加する人に電話をかけてつなげたり、プロジェクターにコンピューターを接続するのに手こずる時間が低減され、会議がより速やかに開始できるようになったからだ。

 

 

確かにそれくらいの効果はある。

 

SurfaceHubデバイスアカウントのセキュリティ上の扱いは確認しておこう

バイスアカウントは便利なんだけど特殊でもあるからね、セキュリティ的な規定との照合はしておきたい。

・個人アカウントではなくいわゆるシステムアカウントでSkypeとExchangeを使用する

っていうのは他ではないことだからね。

SurfaceHubではOutlookを使わない

気をつけておきたいのは、使うのはあくまでSkypeとExchangeだけ、ってことだね。

バイスアカウントで変なメール送りまくられた困るじゃん

とか言い出すおっさんがいるかもしれないけど、安心してください。

Outlook使えないので、変なメールは送れません。あくまで、ホワイトボードの結果をExchange機能で送信するだけです。

SurfaceHubでOffice系ソフトは使える?

もちろんです。

PowerPoint、Word、Excel使えます。こちらはデバイスアカウントではなく、通常の個人アカウントでOffice365にログインして使用します。

 

SurfaceHubの良さは触ればわかる

ごちゃごちゃと機能的な話をしてきましたが、要はOffice365をホワイトボード上で使えたら、そりゃ便利でしょ?ってこと。

Office365を使ってる会社の人なら、それくらいわかるよね。

触って欲しいもう一つの理由が書き味。

書き味が抜群になめらかなんですよ

国内のオフィス用品系のメーカーが出してる電子ホワイドボードがありますけどね。

書き味が全く違うから。本当に。

オフィス用品ビジネスが行き詰まって慌てて出したような製品とはレベルが違う。

もちろん機能もOffice365ベースで考えたらSurfaceHubの方が圧勝なんだけどね、

単純にホワイトボードの書き味だけ見ても圧倒的だから。

ぜひ触って見て欲しい。

 

SurfaceHubを始めとしたホワイトボード界隈が盛り上がっている

Googleさんも電子ホワイトボード出してますよ。

gsuite.google.com

G-suiteと連携してるんだろうけど、これはこれからやろうなあ。

 

SurfaceHubを離れた事業所に置いて使ってるよ

大企業ともなると、離れた事業所とのやりとりが本当に多い。

おっさん達は「まずは顔を合わせて…」とかいうけど、正直顔見る必要とかないんで、

さっさと会議終わらせたい。

Skypeでもある程度はできるけどね。

SufaceHubのホワイトボードによって、

・会議のハードルが圧倒的に下がる

・ペン描写で書き込みながらのオンライン会議

が実現してるからね。

これは大変なことやと思うよ。

 

SurfaceHub、みんなも試してみてくれよな!

まずは触って見てくれ、話はそれからだ。

 

今日はこんな感じ。

*1:Exchangeのメールボックスを利用